鈴木商店から始まり、創業90 年を迎えた弊社は今後もビジネスを継続発展させつつさらにその先の200 年企業を目指します。
競争の厳しいリサイクル業において弊社は現在まで継続してきた事業から培ったお客様からの信頼だけでなく、赤字を出さない無借金健全経営、しっかりとした財務状況と高い自己資本率などを基礎とし、今後の100 年へ向けた事業の展開を進めてまいります。
近年弊社は積極的にM & A を行ってまいりました。これは取扱品目の拡充により、鉄リサイクルを主とする現状から総合リサイクル業へ向けて、さらには総合リサイクルの資源メジャーへ、国内から世界市場へ向けて脱皮するためのものです。
多様なお客様からのご要望を弊社へご用命頂ければそこで完了するワンストップサービスを提供するためにさらなる取扱品目の追加、利便性への取組を続けてまいります。
私どもは国連2030 アジェンダで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)の持続可能な世界にリサイクルで貢献をしたいと考えています。
天然資源を消費し続けるのではなく、永続的な保護のために廃棄物を基点として回収されたものはあらゆる再資源化へ向かいます。大きなパラダイムシフトを迎えている現代、環境の保護と持続社会を考慮しない人間活動はあり得ません。その大きな循環の輪の中へ我々も微力ですが事業をもってお役に立ちたいと考えています。
現状維持というのは「停滞」ではなく「後退」だと考えています。現状に満足せず創造的破壊をもって現状から一歩でも先に進む事こそが重要です。何事にも失敗なしという道はありません。
失敗を乗り越えてこそ次の挑戦への道が拓けます。誇りと夢を持って挑戦し、困難に打ち克つ粘り強い心で臨みます。
資源の枯渇、資源採掘による自然破壊、二酸化炭素排出による地球温暖化等の環境問題を、弊社のリサイクルを通じて天然資源の使用抑制に役立て継続可能な社会を構築すべく、「凡事徹底」「不易流行」の経営を実践し社会貢献して参ります。
弊社は1927年に創業し90年間「堅実経営」を土台に、国内製鋼メーカーに製鋼原料を安定供給すべく全国各地にリサイクル集荷網を構築して参りました。
今後、業種・エリアの垣根を越えたリサイクルビジネスの未来と可能性を推進すべく積極的に挑戦してゆきます。
エコロジー、それは私たち人間と自然の共存を意味します。高度成長を追求するあまり、私たち人間社会の文明はもっとも大切な「自然との共生」という普遍的テーマを置き去りにしてきました。リサイクルという、とてつもなく大きな意義あるこの事業は資源の乱獲を少しでも防ぎ、自然を保護する事業でもあるのです。いま私たちは次世代のリサイクル・プロジェクトに向けて、決意を新たにしています。
この言葉をモットーに、職場の仲間同志がリサイクル事業を通して社会に貢献することを誇りにし、次世代の中核事業に育つ日を夢見て、ロマンとビジョンを語り合える企業集団でありたいと、私たちは願っております。
